あがり症で悩む人達は少なくありません、また成人してからの治療は簡単ではありません。 しかし覚えておいてほしいのは、あがり症は人格障害や精神障害ではないということです。 いってみれば、長年培われてきた身体の悪い癖だということです。 
あがり症を克服する方法は大きく分けて、薬物療法と心理療法の2つです、この2つの方法を併用することが望ましいと言われています。
薬物療法は、症状の緩和や不安の緩和には有効ですが、あがり症の根本的な治療ではありません、根本的な治療はやはり心理療法であり、その代表的なものは、エクスポージャー法と認知療法ということになります。
また、あがり症を克服するにあたり、あがり症に対する深い知識を持つことも非常に重要です。

あがり症を克服するのにいくつかの重要なキーワードがあります。
先ずは、「逃げ出さないこと」が重要です。 特に実践訓練では、あえて苦手な状況に身をおいて乗り越えていかなくてはならず、その時には強い不安を感じるものです、でも逃げ出さないでください。それが訓練なのです。 
次に「勝手な思い込みをやめる」です。 あがり症の人は、事実に対して誤った解釈をして、ネガティブな思いに沈んだり、物事は完璧に行わなくてはいけないなどのスキーマは禁物です。

あがり症は決して不治の病などでは決してありません。
治そうという強い心構えさえあれば、必ず克服できます。 だから諦めずに、長い時間が掛かったとしても根気強く、ゆとりを持ち改善していきましょう。

カテゴリー

薬物療法
あがり症を克服するひとつの方法として薬物を使用することがあります。 薬物は、症状の緩和や、精神安定、不安の軽減などの目的で使用でされますが、あがり症を根本的に治療するものではなく、心理療法を併用することが望ましいと言われています。
心理療法
あがり症を克服していく段階で薬物を使用することもありますが、根本的な治療には心理療法が最も効果が高いといわれています。 心理療法の主な目的は行動様式、思い込みの修正や苦手な状況を克服するためのサポートなどです。
エクスポージャー法
あがり症を克服するための心理療法のひとつであるエクスポージャー法は、苦手な状況をリストアップし、難易度が低いものから順に克服していくという実践型の心理療法です。 
社会能力
あがり症と社会能力には密接な関係があると言われています。 社会能力とは、その状況に応じた知識であったり、コミュニケーケーション能力の高さのことです。 社会能力を高めることは、あがり症の症状の改善に欠かせない要素です。
認知療法
あがり症の多くの人は、事実に反する思い込みをする傾向にあります。この思い込みとは、他人に評価されている、他人にあがってしまっていることを見透かされているなどです。 この誤った認知を改善していく訓練が認知療法といわれる治療法です。
横隔神経
あがり症の身体的原因のひとつは横隔神経にあると言われています、横隔神経は、不安や緊張、ストレスに非常に敏感で、様々な症状を引き起こすとされています。横隔神経を鍛えることで、あがり症の症状が緩和されることもあるのです。
あがり症を理解する
あがり症を克服するには先ずは、あがり症を理解することが大切です。 あがり症は、人格障害や精神障害ではなく、身体の悪い癖であるということも覚えておいてください。